講道館 女子部での挨拶は「ごきげんよろしゅうございます」
The greeting at the Kodokan Women’s Division is “GOKIGEN YOROSHUU GOZAIMASU!”

私はここで1から柔道を学び、心身に与える影響がどれ程大きな力となるのかを知りました。学ぶ楽しさ礼儀作法、所作、大人になってからの仲間。柔道は怪我をしないための練習をします。普段使っていない筋肉や手足の動きに有効に力が入ります。すると、次の日筋肉痛になります。痛いですが、病気ではないです。頑張った証拠です。そして、次第に同じ動きをしても痛さを感じなくなります。この時、精神的、体力的に成長できたと私は自分のことを認めます。自分を大切にします。この、経験は体験した者でないと分からないと思います。かつて、私は柔道をしていませんでした。なのに、子ども達に試合の度に「もう少し技出せたよね」「なんで、練習した通りに出来ないの?」と注意していました。その度に子ども達は私に「じゃ、自分がやってみれば?」と逆に責められました。その通りです。やったこともないのに語るなです。だから、私は柔道の道へ進みました。娘達の苦悩を日々感じ取り自分の至らなさを恥じました。講道館には女子部があり、私は女子部でお世話になることに。「こんにちは~宜しくお願いします。」と言いながら道場へ入っていくと、「土田さん、この、女子部では、嘉納師範が女子のために作って下さった柔道部です。創設当時からの挨拶を大切にしています。なので、ここでは「ごきげんよろしゅうございます。と言って下さいね。」と教えて頂きました。本格的だ~私なんかが練習していいのかな~という思いでしたが、思いきって飛び込んでみて今は本当に良かったなと思います。今はなかなか、東京へ行けませんが時間ができたら練習に行きます。名簿には私の名前がありますので。
私は今でも女子部です。そして、これからも。